ウエスタンバーみたいな床屋さん
店舗のテーマはディズニーランドのテイクアウトショップにありそうなウエスタンバーです。住居のない専用店舗なので大胆なデザインを取り入れました。
お客様のオファー内容
- 外部は西部劇にでてきそうなウエスタンバーのイメージ
- 内部は落ち着いたシックでシンプルなイメージ
- 理容・美容どちらも営業できる計画
- 吹抜けて天井を高くしたい
外観1
ディズニーランドのショップにありそうな建物をイメージしました。ウエスタンスタイルの窓枠や扉などを使った外観に仕上げました。
外観2
ウエスタンとかけ離れた印象のヤシの木とワンポイントのミッキーが建物を引き立てます。工事中に通りがかった子供たちから「ミッキーの家」と呼ばれ覚えてもらえたようです。
外観3
馬車の車輪や荒削りなウッドデッキのアプローチが来店するお客様を迎えます。少しだけ日常と違った時間を過ごせそうなワクワク感も店舗には必要です。
外観4
隣地側から見ると、西部劇の荒野に建っているかと錯覚しそうです。街並みの入口にあるので突然現れるランドマーク的な建物になりました。
内観1 作業スペース
天井が高くシンプルでゆったりとしたスペースです。
内観2 受付スペース
外観とは違い白と木の色を基調にしたシックで落ち着いた雰囲気です。ウエスタンバーに似せた大きなカウンターが空間を引き締めています。
内観3 全景
天井の木の梁(はり)と柱が直角に交わる安定感が、くつろぎ空間に安心感をもたらせます。
内観4 目隠し
待合い室と作業スペースの仕切りにオーナーのコレクションをディスプレイしました。ショーケースが目隠しの役割を果たします。
構造 |
木造平屋建て |
広さ |
約20坪 |
家族構成 |
ご夫妻(20代) |
設計期間 |
平成24年11月~平成25年6月 |
施工期間 |
平成25年7月~平成25年10月 |
コンセプト
地域の人が気軽に立ち寄れるような親しみのある店構えになるよう配慮しました。また、ディズニーが前面に出過ぎないよう抑制(よくせい)しつつも気になるような使い方に注意しました。
ひとこと
ミニカーのディスプレイ
もともと、目隠しには格子を考えていましたが、着工後に「ミニカーを飾りたい」との要望がだされ、急きょ変更して内観4の写真のようになりました。工事が間に合えば、できるだけお客様の要望に沿えるように工夫するのが設計の役目だと心得ています。「着工したら変更は絶対に受け付けません」では、お客様が大満足する家にはなりません。お客様に心残りがある家では設計者にも悔いが残ります。
お客様の声
私たちのイメージ通りの店ができました。
コレクションのミニカーを飾る場所ができて満足しています。
地域の人に愛されるお店でありたいと思います。
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