組み合わせた真っ白のキューブの一部をそぎ取ったような形の木造3階建ての2世帯住宅。リビングと連続した大きなバルコニーは近隣からの視線をカットしたプライベート空間です。
和風のどっしりと落ち着いた風情の外観と、大きな丸太の梁(はり)と木の内装が調和した平屋の家。100年住み続けられる『ほんものの木の家』をめざしました。
駐車場まで覆う大屋根の家。各階の階高を低くし建物全体の高さを抑えたので、どっしりした安定感の感じられる家になりました。
密集した市街地で快適に住まう家。スキップフロアと招き屋根で近隣に配慮しつつ、家じゅうがつかず離れず程よくつながっています。段差を利用して車庫・納戸・小屋裏収納等、空間を余すことなく利用しています。
四角いフォルムの内側に大きなバルコニーがあり、どこにいても湖を眺められます。道路の高さに合わせた玄関から半階下がプライベートエリア、半階上がLDKのスキップフロアの家です。
テラスがつなぐ2世帯住宅。道路側からの視線気にせず、日々の暮らしに安心感と開放感のある家です。間口一杯に格子をあしらい和風の趣がありますが、深い奥行き方向は白い壁に黒い腰壁のモダンスタイルです。
天井を解体すると既存の梁の木組みが姿を現しました。屋根を吹替えトップライトを設けたので、上からの光で梁(はり)が美しく映えます。玄関から吹抜けを見上げると、この家の歴史を感じます。
玄関前の大きなポーチと6畳ほどあるテラスがが特徴的な家です。内部は無垢(むく)材の柱や梁(はり)がむき出しになっていて力強さと安心感があります。床はモミの木の無垢(むく)材・壁と天井はスピンオフ塗りで、身体が喜ぶ空気が満ちています。
階高を低く抑えた平屋が、大屋根でどっしりした家になりました。中庭を取り囲んでいるので、大きく見えます。アクセントにもなっている白い格子を抜けると、半屋外の玄関ポーチがあり物置と玄関へのアプローチになっています。
太い柱が屋根を支えているスリットが印象的な家です。外に閉じて内に大きく開いた、光と風が通り抜ける広がりのある空間になりました。